こんにちは。
P.G.C.D.スタッフの佐々木です。
 
3月に入って東京は凍えてしまうような天気が続いていましたが、
ようやく春のきざしが感じられるようになってきましたね。
 
今からちょうど1ヵ月前の話になりますが、
まだまだ冬の寒さにふるえていた2月下旬。
コンサートを趣味のひとつにしている私は、
念願の『中島みゆき』の公演（歌会 vol.1）に行ってまいりました。

故すぎやまこういち先生（ドラゴンクエストの作曲者）の
『音楽は心の栄養』というお言葉に従って、
月に約1回のペースで誰かしらの歌や演奏のエネルギーを摂取しているわたくし。
昭和生まれとしてはこのコンサートは別格、とても楽しみにしていました。
 
といっても、それほどディープなファンというわけではなく
ベスト盤を嗜む程度なのですが、やはり1度は生で見ておきたいレジェンド。
このためにファンクラブに入って、おかげさまでチケットが当たって本当にラッキーでしたし、期待に違わず最高の一夜になりました。
 
中島みゆきがほんとうに存在するんだという感慨にゆったり浸ることをゆるさずに浴びせられる圧倒的な歌声。
まさにディーヴァ。まごうことなき歌姫。
と思いきや、あいまに入るコミカルでチャーミングなMC（ラジオでおなじみ）との緩急が織りなす『みゆきワールド』に完全に引き込まれました。
 
実は、このコンサートに臨むにあたっては、
迷ったのですが・・・事前にセットリストを確認してバッチリ予習。
結果的にはこれが功を奏しました。
 
▼ここからセットリストのネタバレありです▼
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おそらく誰もが知っている曲で披露されたのは、
『銀の龍の背に乗って』と『地上の星』くらい。
そして知っている人にはたまらない『夜会の美味しいとこ取りソング』がたたみかける、後半開始の流れがハイライトでしょうか。
 
ベスト盤程度の知識しかないにわかの自分にとっては
なかなかマニアックなセットリストだったので、
初見で臨んでいたらやや消化不良〜不完全燃焼に終わっていたのではないかと思います。
 
そして、予習時に初めて聴いたときはピンとこなかった曲も、
聴き込んでいくうちにメロディーと歌詞がなじむようになり、
どんどん好きになっていくと有名な曲よりお気に入りになっていきますね。
 
やはり、天才『中島みゆき』。
超メジャー曲以外にも、いい歌がいっぱいあることを今回実感しました。
 
帰り際のあるご夫婦の会話の中にも『知っている曲は2曲だけだったけど、すごく声も出ていて良かった』なんて声も聞こえてきて。

個人的には、下北沢にある実在のジャズ・バーを舞台にした曲『Lady Jane』の、力の抜けた、どこかくせになるアンニュイな世界観が大のお気に入りになりコンサートでもだいぶ前のめりになって楽しみました。
 
当日の会場でアルバムラインアップを紹介する冊子をもらえたので、
ちょっとどれか購入してみて、ベスト盤には収録されていない
自分的に未知の名曲を探してみようと思います。

これまでに50年近く、第一線で長く続けてきたシンガーソングライター歴。
珠玉の名曲がいっぱいあるはずですからね。
 
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