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歯のエイジングケア通信〜対談篇VOL.2

歯が見える笑顔が魅力的! 
【歯の寿命を縮める食いしばりやかみしめに注意】医療法人社団 千寿会 理事長 本間 輝章×P.G.C.D.代表 野田 泰平[VOL.2]

好評を博している医療法人社団千寿会理事長の本間輝章先生との対談。
笑顔になった時に歯がたくさん見える人は魅力的なため、歯の状態が気にならないようなケアが大切です。注意すべき食いしばりや、笑顔づくりのポイントなどを伺いました。

■対談参加者プロフィール
医療法人社団 千寿会 理事長
本間 輝章
医療法人社団 本間歯科 新松戸総合歯科診療所副院長
国際口腔インプラント学会ICOI日本大使
元米国ニューヨーク大学ペリオ・インプラント科臨床指導医

株式会社 ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン
代表取締役CEO
野田 泰平

1979年福岡県生まれ。2010年に株式会社P.G.C.D. JAPANを設立。
「年齢を美しさに変える人」を増やすため、スキンケア・スカルプケアの商品を開発、販売。また、2019年にはホールディングス会社である株式会社JBI GROUPを設立。
企業理念『Pay forward』を掲げ、“世界を幸せにする人を増やす”という使命のもと、サスティナブルな商品、サスティナブルな事業を創造し、社会と未来に貢献する。

歯が見えるような笑顔を!

野田:
歯が大事だと思うのは、笑う時です。笑うときには必ず歯が見えますよね。
以前、本間先生に教わって驚いたのが、見える歯の本数が人によって違うこと。また、歯や肌の健康などに、歯の見え方が影響しているという事実です。

本間:
歯科医として写真を撮ることがあり、「にーっと笑ってください」といっても満面の笑みで対応できる方は少ない。
くだらないことを言って何気なく笑った瞬間を撮ったりしますが、日本人の方は口角をぐっと引き上げる笑顔が得意ではないようですね。
口の使い方が影響していると思います。

野田:しゃべり方でしょうか。

本間:
英語を1日しゃべった日などは、口がとても疲れます。
発音の中に、唇を噛んだり動かしたりする動作がたくさんあるので、口の周りの口輪筋や頬筋が使われています。
「笑ってください」といった時に、欧米人のほうが口角を上げやすいのでしょう。

笑った時に歯がたくさん見える方で代表的なのは俳優のジュリア・ロバーツさん。
アップで見ると、一番奥の第二大臼歯までほぼ見えています。歯が見えていると、「きれいな笑顔」という印象を持つと思います。

皆さんも、お家で鏡の前でめいっぱい口角を広げて、見える歯の本数を確認していただきたい。
やはり、見えたほうが笑顔の印象がよくなると思います。
欧米の方は、人前で話すときには口角を上げ上の歯をしっかり見せて表現します。明るく、自信を持っている印象を与えられ、好感度の点でもプラスでしょう。
歯の治療中であるとか、どうしても見せたくない場合は別ですが、天然の歯は出したほうがいいと思います。

咀嚼が少なくなっている現代人

野田:
口輪筋や頬筋は「笑顔筋」といった表現をされることもありますね。以前、本間先生には、現代人は咀嚼が少なくなって噛む力が弱まり、歯の数が減って口も小さくなっているという話を伺いました。
しっかり噛めると口輪筋や唾液の量にも影響があるので、笑顔に対しても重要なのではないでしょうか。

本間:
「歯を並べる」という初期段階は、子どもの歯から大人の歯に入れ替わるときです。よく噛んでいる子どものほうが、顎がしっかりと発達するので、それに伴い歯がきれいになります。綺麗に並んでいれば、周りの筋肉も付いているはずなので、自然と笑顔も出やすく、筋肉もそれに伴い成長していくでしょう。
咀嚼が少ないままに、口輪筋ばかり鍛えたり、口角を上げたりしようとしても難しいのではないでしょうか。私も、咀嚼だけでなく、話すときに口を大きく開けてしっかりと動かすようにしています。
食事をするときも、左右どちらかに偏らないようにしたほうがい。テレビを見ながらなど、いつも同じ方を向いていると、顔がゆがんでしまいます。

野田:
そうなんですね。

本間:
左右のどちらかを向いていると、筋肉の発動がまったく違う。左右対称に筋肉を発達させることが、笑顔にも大きく影響するのではないでしょうか。

野田:
トリアイナは、噛む力を強くしようとオーラルケアについて発信しています。噛む行為ができなくなると、歯茎や葉が健康ではなくなり、結果的に自分の歯や歯の寿命を保てなくなっていきます。ぜひ、歯と歯茎を健康にしていくためには、噛む力を作るのが基礎のひとつだと考えています。しっかりとケアをして、噛む力を強くしていただきたいです。



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