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【6/23 まで開催中】P.G.C.D.初コレクション展開催【花とお軸展】

【ART PROJECT with P.G.C.D.特別企画】
花とお軸展 一花開天下春(いっかひらいて てんかはるなり)

花の開きに春の訪れを知るように、わたしに眠る“美しさ”を知る兆しの一輪を。 詫び寂びを象徴する“花”と日本の伝統的な“お軸”を通し、日本の美意識に触れる P.G.C.D.代表 野田 泰平による初めてのアートコレクション展。
今展では、現代アートを牽引する6人のアーティストによる全11点を展示します。
是非、この機会にご覧くださいませ。

会期:2023年5月1日(月)-2023年6月23日(金)
会場:JBIG meets Art gallery

住所:107-0062 東京都港区南青山7-4-2
           アトリウム青山
1F
開場時間:11:00-18:00

入場料:
・一般 500円
・P.G.C.D.定期BOX会員様 300円
(定期BOX25、定期BOX20、定期BOX10)
*ご来場には事前のオンライン予約が必要です。
<ご予約はこちら> 

なお、初のコレクション展覧会「花とお軸展」は、チャリティ展覧会として、ご来場の皆様からいただいた入場料を特定非営利活動法人HUG for ALL(ハグ・フォー・オール)様へ全額寄付をさせていただきます。

HUG for ALL(ハグ・フォー・オール)について
「すべての子どもに安心できる居場所と生きる力を」HUG for ALLでは、児童養護施設等でくらす子どもたちの未来の可能性を広げ、支えるために、対話・体験型のプログラムの提供と、社会人ボランティアによる伴走支援を行っています。

それでは、展覧会のスタートはギャラリー1Fから。春を彩る【花】の世界へとご案内します。

ギャラリー1F【花】の展示作品の一部をご紹介

桜図 品川亮(RYO Shinagawa)

品川亮 桜図/2023 H:815 W:1357 D:50

アーティスト 品川亮さんの桜図。品川さんの作品は他に【花】の展示では2点、【お軸】の展示では1点を展示中です。

品川亮(RYO Shinagawa)

品川亮(RYO Shinagawa)
1987年生まれ、大阪府出身。京都を拠点に活動。
琳派や狩野派、水墨画などの伝統的な日本の絵画をベースにしながら、現代的な要素を取り入れた作品を制作。歴史や伝統を再考し、現代美術の流れを組み込むことによって、新しい日本の絵画作品の可能性を拡張し続けている。掛け軸や襖絵といった表具にも積極的に取り組みながら、多様な手法を駆使して現代の空間と対峙している。国内外での展覧会にも多数参加。
■アーティストによる作品紹介
明治時代に誕生した「日本画」という制度によって分断されてしまった、江戸時代まで続く日本の絵画を再考できないかと考え、作品を制作しています。
日本の絵画は現代にどのようにつながるものだったのか。それらはあくまでもローカルなものではあるけれど、今生きている僕にとってよりリアリティのある、本質的な絵画になりうるのではないか、と考えています。


次にギャラリー奥の壁面一杯に広がる奥田雄太さんの作品です。

Abstract Flowers (Pearl White x Gold) 奥田雄太(YUTA Okuda)


奥田雄太 Abstract Flowers (Pearl White x Gold)/2021 H:970 W:1620 D:30 
アクリル絵の具、顔料インク、キャンパス
奥田雄太(YUTA Okuda)

奥田雄太(YUTA Okuda)
犬山市生まれ 神奈川県在住コロナをきっかけに日々の当たり前だと思っていたことが、実は特別な出来事だったと気付き、その当たり前に感謝し、その思いを作品にしたいという思いから’with gratitude’というテーマで、鑑賞者に感謝を伝える「花」を描く。 絵の具の混ざった偶発的な部分を、極細のペンでアウトライン化していくことで『偶然』を『必然』変えていくような描き方をしている。

ギャラリー地下1F【お軸】の展示作品の一部をご紹介

ギャラリーの中階段を降りた地下1階は【お軸】の世界。
椿昇さん、ミヤケマイさん、竹村京さん、品川亮さん、西垣肇也樹さん5人のアーティストによる全7作品を展示しています。

生々世々-来 西垣肇也樹(HAYAKI Nishigaki)


西垣肇也樹 生々世々-来/2020 H:1500 W:500
Washi,sumi on wood panel パネルに白麻紙二号、本朱
西垣肇也樹(HAYAKI Nishigaki)

西垣 肇也樹(Hayaki Nishigaki)
2012年に京都造形芸術大学大学院修士課程芸術研究科芸術表現専攻修了
芸術祭のあり方を芸術からではなく、銭湯を取り巻く環境の双方で捉え直した『京都銭湯芸術祭』の企画出展や、敗戦国日本人の器としてのゴジラを、山水や円相などの日本古来の手法で描く水墨画など、領域を横断しながら表現の可能性を探る。
アーティストによる作品紹介
日本列島の海は、文化などの出入りを調整する重要な弁を担ってきました。しかしグローバル社会においてその物理的な弁の効果は極めて薄く、日本はかつて経験したことのないおびただしい情報に脅かされています。しかし、わたしたち日本人はそのあやうさに目をそらし、自分の部屋に閉じこもるように日常を装い生きながらえようとしています。そんなのうのうと生きる箱庭を、山水図=桃源郷として表現しました。


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いかがでしたか。
展覧会ではご紹介の作品をはじめ、さまざまな色を持つ作品を展示中です。会場は予約制で落ち着いた雰囲気の中、じっくりと作品をご鑑賞いただけます。

春の訪れを告げる花々と、今日の出会いに気づきをくれるお軸の世界をぜひゆっくりとご堪能下さい。

P.G.C.D.初コレクション展【花とお軸展】は 2023 年 6 月 23日(金)まで。 
<ご予約はこちら> 

展覧会開催情報

【花とお軸展】
会期:2023年5月1日(月)-2023年6月23日(金)
会場:JBIG meets Art gallery

住所:107-0062 東京都港区南青山7-4-2
        アトリウム青山

開場時間:11:00-18:00

入場料:
・一般 500円
・P.G.C.D.定期BOX会員様 300円
(定期BOX25、定期BOX20、定期BOX10)
*ご来場には事前のオンライン予約が必要です。
<ご予約はこちら> 


なお、初のコレクション展覧会「花とお軸展」は、チャリティ展覧会として、ご来場の皆様からいただいた入場料を特定非営利活動法人HUG for ALL(ハグ・フォー・オール)様へ全額寄付をさせていただきます。

上記でご紹介しきれなかった展示作品のアーティストをご紹介いたします。

ART PROJECT with P.G.C.D. Respect the Artist 

椿昇(NOBORU Tsubaki)

椿昇(NOBORU Tsubaki)
京都市立芸術大学美術専攻科修了。1989年のアゲインストネーチャーに「Fresh gasoline」を出品、展覧会のタイトルを生む。1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年、水戸芸術館にて9.11以後の世界をテーマに「国連少年展」。2009年、京都国立近代美術館で個展「椿昇 2004-2009:GOLD/WHITE/BLACK」を、2012年、霧島アートの森(鹿児島)にて「椿昇展“PREHISTORIC_PH”」を開催。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」ディレクター。現在、森美術館理事。

https://www.kyoto-art.ac.jp/info/teacher/detail/00232

ミヤケマイ(MAI Miyake)


ミヤケマイ(MAI Miyake)

ミヤケマイ(MAI Miyake)
媒体を問わない表現方法を用いて骨董・工芸・現代美術・デザイン、文芸など、既存の区分を飛び越え、 日本美術の文脈を独自の解釈と視点で伝統と革新の間を天衣無縫に往還。2008年パリ国立大学大学院に留学。主な展覧会 金沢21世紀美術館(2018)、釜山市美術館(2018)、OPAM (2018)、ICOM京都大会(2019)、さいたま国際芸術祭 (2020)、横浜県民ギャラリー(2021)大宮盆栽美術館(2021)神奈川県民ギャラリー(2022)千葉市美術館(2022)、京都菜の花(2023)その他メゾンエルメス、ポーラ美術館(箱根)水戸芸術館 現代美術ギャラリー「クオリテリオム65」、柿傳ギャラリー、黒田陶園、村越画廊、壺中居、ワコールスタディーホール、ポーラミュージアムアネックスなど個展多数。
京都芸術大学教授。

http://www.maimiyake.com/

竹村京(KEI Takemura)


竹村京(KEI Takemura)

竹村京(KEI Takemura)
1975年、東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。
現在、群馬県を拠点に活動。代表作に写真やドローイングの上に刺繍を施した布を重ねた平面のインスタレーション、
壊れた日用品の破損部分を白い絹糸で縫い直した修復シリーズがある。
主な展覧会に、「ヨコハマトリエンナーレ2020」横浜美術館(2020)、「長島有里枝×竹村京まえといま」群馬県立
近代美術館(2019)、個展「どの瞬間が一番ワクワクする?」ポーラ美術館アトリウムギャラリー(2018)など。

\こちらも注目/
今回のコレクション展の開催を記念して、P.G.C.D.代表の野田が起業家でありアートコレクターでもある古賀徹氏と『アートのある暮らし』について対談を行いました。こちらもぜひご覧ください。▼

P.G.C.D.公式サイトはこちら▼