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自らの“呼吸のちから”で描き、身体と作品との関わり合いを強く感じて。

P.G.C.D. JAPAN

Respect the Artist 大和美緒
展覧会「呼吸する星」アートワークショップ
【アフターレポート】

P.G.C.D.では、2023年1月14日(土)より3月31日(金)まで、南青山の本社に併設するギャラリースペースにて、現代アーティスト大和 美緒氏による展覧会「呼吸する星」を開催しています。

展覧会開催を記念して、2023年1月28日(土)に、大和氏による参加型アートワークショップを開催。
実際にアーティストの方にお会いして、作品に囲まれながら、自らの呼吸で生きていることそのものを作品にしていく。そんな素敵な時間を皆様にご紹介します。

【アートワークショップの内容】

大和 美緒氏は、代表作に油絵具を用いて細密に描かれたドットやペンで一本一本引いた線から構成されるRepetition (反復)シリーズがあるアーティスト。
今回のアートワークショップでは、大和氏の作品「BREATH」シリーズにちなみ、絵具を溶いて、シャボン玉のように膨らませて薄い皮膜状になった絵具を紙に定着させて、世界にひとつだけの自分の作品作りを体験いただきました。
「BREATH」シリーズは呼吸のちからで描く作品。顔をキャンバスに近づけて描くので、制作過程で顔が絵具の飛沫塗れになり、身体と作品の関わり合いを強く感じていただきながら作品作りに挑みました。

【アートワークショップのはじまり】

まず、初めにP.G.C.D.スタッフから展覧会の概要と大和氏の簡単なご紹介を行いました。
そして、「BREATH」シリーズは、呼吸そのものを作品として制作したい、私たち人間が生きていることそのものを表現したいと思い、生み出されたという大和氏の想いをお話しいただきました。
描いている時の動画や作品の写真を用いながら、作品の説明や制作のお話をお伺いしました。

▼大和 美緒氏「BREATH」制作動画も掲載しているアトリエ訪問レポートはこちら

また、今回「BREATH」の制作ノートもお持ちいただき、実際にシャボン玉で絵が描ける!という気づきを得た時から、飛沫の飛び方やマーブル模様など実験を繰り返し研究する様子も教えていただきました。

その後、実際に大和氏による実践を見せていただきました。
今回のアートワークショップでは、水の量を変化させたり、絵の具の濃度を変えたりした、濃い色・中位の色・薄い色の3種類の絵の具をご用意。シャボン玉を吹く際のコツや色んな吹き方を教えていただきました。
大和氏のレクチャーが終わり、いよいよ自分だけの作品作りの時間です。


【1月28日(土)午前の部 アートワークショップ】

1月28日(土)午前の部は、お客様や社員も含め5名の参加となりました。
オフィスで展覧会を開催していることもあり、社員にとっては日常的に観ている大和氏の「BREATH」の作品。ワークショップまでの数日間、「どんな作品ができるかドキドキするし、楽しみすぎてワクワクが止まらない!」と社内でも話題になっていました。
当日は、落ち着いた雰囲気がありつつも、各々すごく集中して自分だけのこだわりの作品作りに没頭しました。

大和氏の説明の後、大和氏のデモンストレーションが始まると、美しい赤い円が次々と出来上がり、「おぉー」「きれい!」と感嘆の声があがりました。
早速、B6ほどの大きさの紙に自分たちも練習をしていきます。
一見簡単そうに見えますが、いざ自分でやった時に上手くできるのかしら、と半信半疑でいざ挑戦。自分の呼吸で出来たシャボン玉が弾け、丸いグラデーションのアートが現れました。初めてのBREATH作品に喜びと興奮で会話も弾んでいきます。

途中で弾けたり、紙の上にしぶきがたくさん飛び散ったり、膜が厚くなって弾けずに紙の上でドーム型になってしまったりと、自分の理想のBREATHをなかなか作れず「悔しい、もう一回!」「もっと作ろう!」と作品が次から次へと生み出されます。
時には大和氏のBREATH作りを見せていただき、技を盗もうとする姿も…。
アートの奥深さを感じるたびに、参加者一同、自分だけのアート作りに更に没頭していきます。

後半には「大きな紙で作品を作りましょう!」と大和氏から四つ切の画用紙を渡されると、「うまくできるかなぁ」「失敗したらどうしよう」という不安の声も…。
大和氏の優しい指導のお陰もあり、参加者全員がたくさんの素敵なBREATHを思い思いに描きました。
自分の作品を持ち寄って、プチ展覧会も開催!お互いに素敵な部分を伝え合いました。

最後には、沢山の作品の中から、「自慢のイチオシ」を持ってギャラリーにある大和氏のBREATH作品の前で記念撮影を行いました。


【1月28日(土)午後の部 アートワークショップ】

1月28日(土)午前の部は、大和氏のファンで親子でご参加いただいたお客様や、お嬢様のアート体験でいらっしゃったお客様、長年P.G.C.D.の商品をご愛用いただいているお客様にご参加いただきました。

まずは、B6ほどの大きさの紙に挑戦。3種類の絵の具で色んな吹き方を練習します。
上手くシャボン玉が作れてきたら、A4サイズの紙にも挑戦!
シャボン玉を紙につけて割ったり、ドームを作って自然と割れるのを待ったり、シャボン玉を連射したり、紙を2つ並べて真ん中でシャボン玉を割ったり…。
何枚も何枚も練習して、自分の好きな模様や吹き方を研究します。

たくさん練習したら、一番大きいB3サイズの紙で作品作りをしていきます!
どこにどの濃さの絵の具で吹き付けるか。どんな大きさのシャボン玉にするか。重ねるのか重ねないのか。思い思いで作り上げていきました。

親子でご参加いただいたお客様は、お隣同士で作品作りをされました。
5歳のお子様は1時間以上夢中でシャボン玉を吹き続け、最終的にできた作品の枚数は50枚以上にも!
椅子の上に登って、シャボン玉を吹きながら体を動かし、連射で紙を覆うという技法も編み出して、顔も服も赤い絵の具でいっぱいになるほど楽しそうに自分だけの作品をたくさん作っていました。
その様子を見た大和氏も「まるで巨匠だね!」との反応。その言葉にも嬉しそうにニコニコされていたのがとても印象的でした。

お父様もお子様に負けまいと作品作りに没頭。
時々お子様の作品をご覧になって感想を伝えたり、お子様の楽しむ姿をカメラに収めたりと、親子で楽しまれていました。
大和氏のファンでいらっしゃるとのことで、大和氏の作品や今までのご経験にもすごく興味を持たれていて、「興味深いお話を伺いながら、実際にアート作りができてとても楽しかったです」とのお声をいただきました。

お嬢様のアート体験でいらっしゃったお客様は、お母様が見守る中、お嬢様は作りたい模様を試行錯誤しながら創作をされていました。
ドームを作って、それが割れるのをじーっと眺めて待ってみたり、この模様が作りたい!と何度も何度も色んな吹き方を試されたりと、ひとつひとつに集中して取り組む姿が印象的でした。
自分のこだわりを持って真剣に取り組む姿に大和氏も真剣な眼差しを向け、「この模様素敵だね」と作品に対する感想を交えつつ交流をされていました。
また、お母様もアドバイスをしたり、一緒にドームが割れるのをお隣で眺めたりとアート作品を楽しまれていました。

長年P.G.C.D.の商品をご愛用いただいているお客様は、一枚一枚丁寧に作品を作られていました。
3種類の色を丁寧に練習されて、まんべんなく並べられたり重ねられたり、じっくりと作品を作られる姿に、お客様自身のこだわりを感じました。
特に薄い色のシャボン玉の作品をお気に召したようで、淡い色の中に様々な模様が敷き詰められてとても素敵な作品にスタッフも心からほっこりといたしました。
大和氏ともお話を交わしつつ、周りのお子様の作品も眺めつつ、アートワークショップの空間を楽しまれていました。


皆様本当に楽しそうに、自分の呼吸でたくさんの作品を作っている姿が本当に印象的でした。
赤くて丸い自分の生きている証。たくさんの“生きていること”が刻まれている様子は圧巻の一言に尽きます。
また、ワークショップが始まる前や終わった後も、大和氏と話していただくことができて素敵なお時間を過ごしていただけました。


アートワークショップは、実際にアーティストの方とお会いしてお話を伺いながら、アートに触れ、自分だけの作品をつくることができる素敵な時間となっております。

普段あまりアートに触れていらっしゃらない方でも、気軽に体験いただけます。そして、自分では知らなかった発見や新しい出会いも生まれる場所をご提供していきたいと思っております。
今後もP.G.C.D.では素敵なアーティストの方々の個展を開催する予定です。

展覧会だけではなく、トークセッションやアートワークショップなど様々なイベントも開催いたしますので、ぜひ足をお運びいただければ幸いです。

大和美緒氏の展覧会「呼吸する星」は3月31日(金)まで開催中!
今回、ワークショップで体験させていただいた「BREATH」シリーズを始め、大和氏の作品をご覧いただけます。
完全予約制となっておりますので、ゆっくりとアートを満喫することができます。
ご興味がある方は、ぜひお越しください。

大和 美緒 展覧会「呼吸する星」 特設ページはこちら▼

 P.G.C.D.公式サイトはこちら▼

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